2016年11月8日火曜日

天野拳志さん(2015年度卒業生),清水源也さん(学部4年生)らの論文がIEEE GCCE 2016 で論文賞を受賞


 平成28年10月11日(火)~14日(金)にメルパルク京都で開催されたThe 5th IEEE(*) Global Conference on Consumer Electronics (GCCE 2016) における発表論文が,「1st Prize, IEEE GCCE 2016 Excellent Paper Award」を受賞しました.論文題目は「Superdirective microphone array based on DOA(**) and waveform estimations of noise(***)」です.当該論文は,天野拳志さんが2015年度に卒業研究として開発したシステムを基に,2016年度に清水源也さんが工学研修(4年次の必修科目)として発展させた成果をまとめたものです.天野さんは「自分が開発したシステムをさらに発展させたものが,国際学会で評価され,たいへん嬉しく思います.」,清水さんは「この度の受賞を大変うれしく思っております.ご支援くださった皆様に感謝するとともに,今後もこれを励みに頑張ります.」と述べています.
卒業研究指導教員である小澤賢司教授・森勢将雅特任助教は,「コンパクトなシステムで高い音源分離性能を実現したことが,民生用システムとして有用であると評価されたのでしょう.卒業研究の成果がIEEEの会議で認められたことは,本学科の教育・研究水準の高さを示すものと思います.」とコメントしています.なお,当該研究はNHK放送技術研究所 大出訓史さん・小野一穂さんによる協力の下実施したものです.

(*) IEEE: The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.は,電気・電子工学分野における世界最大規模の学会です.
(**) DOA: Direction of arrival の略語です.
(***) 論文題目和訳:雑音の到来方向と波形の推定に基づく超指向性マイクロホンアレイ

2016年10月28日金曜日

大学院入試(後期募集)を平成28年12月3日に実施

平成29年度修士課程入学者用の入試(後期募集)が平成28年12月3日(土)に実施されます.
・募集区分:一般選抜,社会人特別選抜 
・出願期間:平成28年11月7日(月)~11月11日(金) 
・詳細は募集要項をご覧ください. 
・前年度以前の筆記試験問題は,大学ホームページで公表しています.また,改組前のコンピュータ・メディア工学専攻のホームページもご参照ください.

2016年8月4日木曜日

森勢特任助教が山下記念研究賞を受賞

コンピュータ理工学科の森勢将雅特任助教は,以下の研究発表について情報処理学会山下記念研究賞を受賞することが決定しました.

基本周波数推定法の性能を概観するフレームワークの試作
(情報処理学会音楽情報科学第110回研究発表会)
 森勢 将雅 (本学科特任助教)
 河原 英紀 (和歌山大学名誉教授)

本賞は,同研究会の1年間の発表の中で特に優秀と認められる2件の発表の登壇者に与えられるものです.2017年3月の情報処理学会全国大会の中で表彰式が執り行われます.

本研究は,音声や歌声の分析に必須となる声の高さ(基本周波数)解析に関するもので,長年の歴史で提案された多くの基本周波数推定法について,歌声の特徴や収録環境の違いに対する各推定法の適性を評価するフレームワークを提案しています.
本フレームワークは,音声分析を必要とするあらゆる研究を円滑に進めるために役立ち,受賞者が現在進めている科学研究費補助金若手研究(A),挑戦的萌芽研究,基盤研究(A),基盤研究(B)を支える基盤としても活用されています.

2016年8月1日月曜日

豊浦助教が山下記念研究賞を受賞

コンピュータ理工学科の豊浦正広助教は,以下の研究発表について情報処理学会山下記念研究賞を受賞することが決定しました.

写真からの多色織パターン生成
(情報処理学会グラフィクスとCAD研究会第162回研究発表会)
 豊浦 正広 (本学科助教)
 五十嵐 哲也 (山梨県富士工業技術センター/本学科博士2年)
 齋藤 豪 (お茶の水女子大学/東京工業大学)
 寺田 貴雅 (本学科4年)
 茅 暁陽 (本学科教授)

同発表に対しては,すでに情報処理学会グラフィクスとCAD研究会優秀発表賞が与えられていますが,本賞はさらに,同研究会の1年間の発表の中で特に優秀と認められる2件の発表の登壇者に与えられるものです.2017年3月の情報処理学会全国大会の中で表彰式が執り行われます.

研究では,山梨・郡内地域の伝統工芸である織物の中で,複雑な模様を織り出すことのできるジャカード織物に対して,写真などの任意の画像を多色の織物にするための画像処理を提案しています.手持ちの糸の色の中から,与えられる写真を表現するのに最適な糸の組み合わせを自動で求めることができるようにするものです.プログラムによって生成されたパターンは,織機がデータを読み込んでそのまま織り出すことができます.

山梨・郡内地域の織物産業の活性化を目指した同研究は,総務省SCOPEの委託研究として進められたもので,今年度からはさらに科学研究費補助金若手研究(A)「導電性織物の画像処理」や山梨大学地方創生支援教育研究プロジェクト「伝統織物をグローバルに発信する如実的画像合成技術の開発」などへも引き継がれています.

茅・豊浦研究室 織物画像処理プロジェクトページ:
http://www.vc.media.yamanashi.ac.jp/fabric/

2016年7月4日月曜日

工学部コンピュータ理工学科の森勢将雅特任助教がラジオ番組に出演します

本学工学部コンピュータ理工学科テニュアトラック教員の森勢将雅助教がYBSラジオ「キックス」に出演します。ぜひ皆様お聴きください。

2016年6月2日木曜日

大学院入試(前期募集)を平成28年7月2日に実施

平成29年度修士課程入学者用の入試(前期募集)が平成28年7月2日(土)に実施されます.

募集区分:推薦特別選抜,一般選抜,社会人特別選抜 
出願期間:平成28年6月13日(月)~6月17日(金) 
詳細は募集要項をご覧ください.
なお,前年度以前(改組前)および前期募集の筆記試験問題は,大学ホームページで公表しています.また,改組前のコンピュータ・メディア工学専攻のホームページもご参照ください.

2016年3月16日水曜日

修士課程1年の白神さん、学部4年の小宮山さん、増田さん、柳橋さんが情報処理学会学生奨励賞を受賞

平成28年3月10日(木)~12日(土)、慶應義塾大学矢上キャンパスで開催された情報処理学会第78回全国大会において、大学院コンピュータ・メディア工学専攻1年の白神翔太さん(指導教員:木下雄一朗准教授)、および工学部コンピュータ理工学科4年の小宮山憂さん(指導教員:木下雄一朗准教授)、増田愛美さん(指導教員:木下雄一朗准教授)、柳橋良亮さん(指導教員:郷健太郎教授)の4名が、「大会学生奨励賞」を受賞しました。この賞は、同大会で学生が発表した優秀な研究に対して贈られるものです。いずれも本学大学院総合研究部の木下雄一朗准教授と郷健太郎教授との共同研究です。

白神さんの受賞題目は「スマートフォンにおける振動の印象を考慮したフィードバックの設計 (講演番号:4Y-05)」で、複数のユーザを対象とした振動パターン創出実験により様々なパターンを収集するとともに、これらのパターンの印象評価実験を行うことで、印象に影響を与える振動の物理的特徴量を明らかにしたものです。研究の完成度に加え、その有効性や発展性が高く評価され、今回の受賞となりました。白神さんは「このたびは大会学生奨励賞を頂くことができ嬉しく思います。本研究に協力していただいた研究室の皆様に心から感謝申し上げます。」と述べています。

小宮山さんの受賞題目は「折り紙技法を活用したフレキシブルディスプレイにおける形状認識およびジェスチャ推定 (講演番号:2Y-09)」で、折り紙の1技法である平織りを活用したフレキシブルディスプレイに複数の加速度センサを組み込むことによって、操作時におけるディスプレイの形状の認識および操作ジェスチャの推定を実現した研究です。丁寧な分析とシステムの実装が高く評価され、今回の受賞となりました。小宮山さんは「自身の研究が評価され、このような賞を頂けたこと大変嬉しく思います。協力していただいた、先生方をはじめとする研究室のみなさまには心から感謝申し上げます。」と述べています。

増田さんの受賞題目は「折り紙技法を活用したフレキシブルディスプレイにおける形状変化の実現 (講演番号:1Z-05)」で、折り紙技法を活用したフレキシブルディスプレイが状態や通知に応じて自動で形状変化することを想定し、その際の最適な形状変化を調査したものです。基礎研究のみならず、その結果を適用し、自動で形状変化するプロトタイプを実装するなど、研究の完成度が高く評価されての受賞となりました。増田さんは「このような賞を頂いたことに驚くと同時に、大変光栄に思います。形状変化デバイスはまだ未知の部分が多い研究分野ですが、本研究の成果を今後の発展に活かしていただけたら幸いです」と述べています。

柳橋さんの受賞題目は「日本語入力手法評価のためのフレーズ集合の開発 (講演番号:4X-06)」で、文字入力手法を評価する際の入力タスクに用いる課題フレーズを生成する方法論に関する研究です。文字の出現頻度やフレーズ長を考慮して課題フレーズを自動生成する手法を提案しその評価を行いました。研究内容と発表における質疑応答等が総合的に高く評価されての受賞となりました。柳橋さんは「この様な賞を頂けたことを大変嬉しく思います。本研究に協力して下さった皆様あっての受賞だと思っています。心より感謝申し上げます。」と述べています。